メンヘラカップルですがなにか。5

Jくんがお母様に首を絞められて

反撃をしてしまった。

 

「Jくん…?大丈夫…?」

 

カメラ越しのJくんはすごく泣いていた。

 

「こんな弱い俺がHの横にいていいんだろうか。俺達が付き合う前だってJくんなら安心だよってみんな言ってくれたけど、俺じゃ何も安心させられないよ!なんでこうなるんだよ!」

 

「Jくん、聞いて。Jくん。」

 

Jくんは泣きながらタバコに火をつけ

悔しそうに泣いていた。

 

「Jくん、私はあなたの横にいれるだけで幸せ。そして、私はJくんに完璧を求めていない」

 

「えっ……」

 

「Jくんは弱いところを過去の彼女さん達に見せたら離れていっちゃってこうやって彼女に弱いところを見せるのが怖いんでしょ?」

 

「うん…」

 

「でもHには見せてくれた。」

 

「俺泣いたとこ見せるの初めてなんだよ」

 

「そっか…余計に私は嬉しいよ。

ありがとう。Jくん。」

 

「俺だって、俺だって、本当はこんな奴じゃなくて普通な人になりたかった…」

 

「Jくんは普通じゃない。

ADHDって病気の人だけど、それを言ったら私は統合失調症っていう病気の人。

私も普通じゃないんだよ。」

 

そう言ってニコッと笑った顔を

Jくんに見せつけた。

 

「俺さ…このままだと入院になっちゃうよ…」

 

「入院になっちゃったら待ってるから」

 

「多分携帯は使えるから……」

 

「うん、それだけが救いだね…」

 

「入院したら俺痩せるし、それに減煙しようと思うんだよね…」

 

「ふぇ?病院食で痩せるのはわかるけど

なんでわざわざタバコ減らすん?」

 

「Hがタバコあんまり得意じゃないって知ってるから…会った時少しの時間でも近くにいたいから…」

 

「…ありがとう…」

 

私はすごく嬉しかった。

タバコの臭いが得意じゃないって

覚えてくれてたこと、Jくんは結構数量が多いけど減らそうとしてくれてること。

それだけで幸せだった。

 

その日の夜はやけにJくんは私を起こした。

 

「H、起きてよぉ…」

 

「Jくん?ごめんごめん。寝てた…」

 

「起こしちゃってごめんね…」

 

「ううん、いつも私が起こしてるからいいんだよ」

 

「本当に…ごめんなさぃ……」

 

 

すごくさみしかったのかな。

ごめんね。寝ちゃって。

 

次の日。

 

「今日病院行くか迷う」

 

「そんなに落ちちゃってる…?」

 

「うーん…」

 

その後私が言った方がいいって事で

Jくんは原付で病院まで行くことになった。

 

「入院フラグビンビン」

 

「うーん…やっぱ入院なっちゃうかぁ…」

 

「閉鎖だけは断った」

 

「うぅ…心配だなあ…」

 

「やめよか。

ただこのままだと死にかねん言われたから

入院受けるつもりだった。」

 

「あ…入院しよう…ごめん…」

 

「好きぴでいてくれる?」

 

「だいしゅきだよ…」

 

「ちゃんと毎日電話する」

 

「ごめんね。弱くて」

 

「助けてあげられなくてごめんね。」

 

「ううん、死ぬ前に気づけたの。

Hのおかげだよ。」

 

「ごめんなさ…」

 

「頑張ってよくなるから。

謝らないでいいんだよ。

Hのおかげで今生きられる。」

 

「死と入院。

死を止めてくれたのがH」

 

私は学校を飛び出して近くの

公園でうずくまって泣いていた。

 

とぼとぼ帰って私はJくんの入院を

受け止めるしかなくなっていた。

 

Jくんの助けてくれたは命なんだろうな。

 

私の助けるは入院しないで病気を治すって意味だったんだけどなぁ…。

 

ごめんね。Jくん。入院、頑張ってね。

 

 

 

 

 

 

「あとでHの住所教えろください」

 

「え?wwwなんでや?www」

 

「ンン?悪用?(する訳ない)」

 

「ふふふ。まぁ、まだよい…」

 

「なにか教えて!!」

 

「衝動で…」

 

あるネックレスの画像が送られてきた。

 

カミソリ?のネックレス。

 

正直めっちゃ可愛い。

 

「2個ポチッた」

 

「えええええええええええ!!?」

 

「まて、2個ポチッたってどうゆうこと?

Jくん2個つけるの?(バカ)」

 

「ひとつはHにあげる」

 

「ぐへへへへへへへへへへへ」

 

初めてのおそろっちはカミソリのネックレス。

 

なんてメンヘラ感溢れるネックレスだろうか。

 

まぁ、いいか。メンヘラバカップルですから。

メンヘラカップルですがなにか。4

「幻聴がひどいんだ。母さん。」

 

「それはもう入院するしかないよ。

私じゃどうすることも出来ないし」

 

入院したくて助けを求めてるんじゃない。

ただつらいね。って。

おうちでゆっくり治してて

言ってほしいだけなんだよ。

 

母さん。わかってくれ。

 

 

「あはは。入院、携帯使えればいいのになぁ」

 

「はぁ?入院させてもらう分際で

わがまま言ってんじゃないよ」

 

私はゆっくり部屋に戻った。

 

「Jくん、私入院になるかもなぁ」

 

「どうしたの?」

 

「幻聴酷いとか落ち込んでるとか」

 

「そりゃ聞こえたら落ち込むよぉ」

 

「どんなにしんどくてもどんなに苦しても

何もわかってくれないんだよね…」

 

「おれがわかってやるから」

 

「なんか否定もされちゃった。

あんまり他人を信用するな
自分でしか自分をわかってあげられないし助けてもくれないよって

Jくんもそうなのかな……」

 

「それは親の勝手な価値観だよ」

 

「お母さんの価値観…」

 

「確かに自分自身も大事だけど

理解者の存在も大事だよ。

十人十色。

少なくとも俺は理解してるつもり。」

 

「一回本気でリスカしようかな…

そしたらわかってくれるかな」

 

「多分わかってくれないとおもうよ」

 

「だよね……」

 

「だったら、一緒に幸せになろ」

 

「2人で手を繋いで進んでいこ。

幸せになってドヤってやるんだ!」

 

私はそこでガチ泣きをした。

 

過去に私に好意を抱いてくれて

付き合ったりストーカーする人とかいたけど、

こんな神奈川と福岡の2人が

出会って幸せになろうとしてること自体

奇跡だなぁって思うんだ。

 

こうしてるだけで私は幸せだなぁって思った。

 

もう充分生きる希望になりました。

ありがとう。Jくん。

メンヘラカップルですがなにか。3

将来の話をするカップルは

はやく別れるらしい。

 

「しゅきぴ〜!」

「いっぱいちゅき!」

 

いつものようにバカップルをしていた。

 

「俺の友達が『Jちゃんの遺伝子がちゃんと発揮できる人と付き合って子供産んでほしい』って言ってるんだよね〜」

 

はうぅっ…このブスになんて言う期待…

 

「H、ぶさいくだから…

子供産んでも…Hに似ちゃったら…」

 

「Hはかわいいよ!!」

 

Jくんは食い気味に言った。

 

「うぅ…(´;ω;`)」

 

「考えてみて?」

 

「ん…?(;Д;)」

 

「俺とHのDNAが混ざりあった存在だぞ?宝だろ」

 

「うわ。尊いわそれ」

 

正直引いた。

 

 

尊過ぎて。(?)

 

 

「だろ?」

 

「俺とHが結婚して…子供できたらさ…

3人でペアルックとかしよ?」

 

「なにそれ尊い(鼻血)」

 

「絶対幸せにしてやるから…」

 

「Jくん…(キュンッ)」

 

 

 

まだ会ってない私たちだが

会える日を楽しみにして待ってるのだ。

私もJくんも。

 

ネットで知り合った私たちだが

本気で恋愛をしている。

メンヘラカップルですがなにか。2

「パンダの髪ゴム欲しいんだよね!!」

 

「ふぇ?パンダ?」

 

「うん!アイドルがつけてるの!」

 

「Hはかわいいから絶対似合うよ」

 

「うんー!買ってくう!!」

 

その時Jくんと通話を繋げっぱなしで

私は横浜駅に向かった。

 

「あ"」

 

「どうしたん?」

 

 

「ぱんだしゃんない!!」

 

「ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ」

 

「なにがあるん?」

 

 

「いぬころ。うさぎしゃん。かば。ひよこ」

 

「うさぎしゃん!!!!!!!!」

 

「了解!!!」

 

私はすぐレジにうさぎしゃんの髪ゴムを2個買いすぐおうちに向かった。

 

うさぎしゃんの髪ゴムとかメンヘラ臭やべぇ

 

髪の短い私にとってツインテール

ものすごく幼くなるのである。

 

「結べた…」

 

うっっっっっっわ!!

小学二年生かな??(精神年齢は2.3歳)

 

「見せて〜!♡」

 

Jくん絶対引くだろうな…

Jくん絶対横歩きたがらないだろうな…

 

渋々自撮りを送った。

 

「かわいい!!あとなんかうれしい…」

 

「うれしい?どうゆうこと?」

 

「俺の選んだの付けてくれてて…」

 

ン"ン"!!(鼻血)かんええ!(吐血)

 

「毎日つけるからねっ…(鼻血)」

 

「うん!!」

 

 

それで私は毎日うさぎしゃんの

髪ゴムをつけるようになったのである。

メンヘラカップルですがなにか。

私、HちゃんはJくんと付き合っている。

Hちゃんは16歳のロリィタちゃん。
統合失調症解離性障害のメンヘラさんである。

Jくんは25歳のヴィジュアル系のバンドマン。
ADHD適応障害のメンヘラさんである。

「うーん恋と愛の差かぁ…。
恋はちゅきで愛はいっぱいちゅきってこと。」

そんなようなことをJくんが言ってたな。

こんなキャラが濃い私たちだが
お互いいっぱいちゅきなのだ。


H「元カノに嫉妬」
J「元カレに嫉妬」
H「じゃあ死んでやる」
J「じゃあ俺の方が先に死んでやる」
H「いや、私が先に死ぬ」
J「寂しいから俺先に死ぬ」
H「私だって寂しいよ」
J「じゃあ一緒に生きよう」
H「うん」




H「うぅ…主治医さんが頓服出さなかった…」
J「つらいなぁ…よしよし…」
H「あぁ…うつうつ……」
J「俺が頓服に変身出来たらなぁ(´・ω・`)」
H「Jくんと話してると安定するから、Jくんは精神安定剤だお?(´・ω・`)」






H「大丈夫。生きてる。」
J「ありがとう」
H「生きててありがとう言われたの初めてかもしれない」
J「いつも思ってるよ。」








H「私つらいよ…しんどいよ…どうしたらいいのかわからないよ…生きていけない…」
J「今までつらかった分俺と幸せに生きるんです。」
J「俺ももう自殺とかしないから。
俺死ぬ時はICUじゃなくて家で死にたい」
H「じゃあHも生きてる…Jくんが死んじゃう時は横で手繋いでてあげるね。」



J「手と足のソワソワが収まらない(´;ω;`)」
H「ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ。大丈夫?(;;)」
J「とりあえず冷やしたり温めたりしてる」
J「あと胃も痛いし…」
H「心配だよぉ……(´;ω;`)」
H「ごめんよ…そばに居れなくて…」
J「大丈夫だよ。いっぱいちゅき」
H「いっぱいちゅきぃ(´;ω;`)」


こうしてメンヘラ同士支えあって生きてる。

フォロワーさん。

私は病む時にかまってくれる友達がいなかった。死んでやる言ったらみんな離れていった。

 

その時その時は止めてくれる。

「やめなよ」って。

 

でもつらいんだ。

悲しいんだ。

 

君たちはすぐ私を置いてどったに行く。

 

 

 

私がリストカットをしてお湯を貯めてた時のこと。死ぬ死ぬ詐欺だった。こんなんで死ねるわけないってわかっていたけどつらかった。

 

 

母さんに愛されたい気持ちが強かった。

 

 

お前は太ってる。

だから養いたくない。

って言われてる気がした。

 

 

あんたはおかしい。

だから入院させる。

って言われてる気もした。

 

 

iPadでみんな通話してる時に

私は風呂場にいたから通話は聞いてなかったのだ。LINEでTwitterに病みツイートをして自分を落ち着けていた。今思えば構ってちゃん。

 

めっちゃLINEが来てた。

 

泣いてもいいんだよって言ってくれた。

頼っていいんだよって言ってくれた。

ヒビちゃんのことお見通しだから

話いくらでも聞くからなって言ってくれた。

 

涙が溢れてきて死にたい気持ちが

生きたい気持ちになって言った。

 

 

 

私だって愛されてるんだ。

 

 

 

死んだらそれまでだけど

周りの人の人生は続くんだ。

 

その後だって、私に死にたい死にたい言ってきて助けを求めてくれてた男の人が私を心配してLINEしてくれたのだ。それだけで成長を感じた。(男の人は私より年上ww)

 

みんなみんな、優しいんだよね。

私の大好きなフォロワーさんたちにも

みんな幸せになってほしいって思ったよ。

 

みんな仲良しさんになってくれたら

いいなぁってまだ希望を持ってるよ(^ω^)

 

みんなだいしゅきっぴ(*´˘`*)

 

おわり。

お父さんと私

「お前は可愛いなぁ

本当可愛い。幸せになってくれよ」  

 

 

 

 

私が小さい時に言ってくれた

父の言葉が未だに忘れられないのだ。

 

「ママね、パパとお別れすることにしたの」

 

「家族じゃないってことじゃないよ。

別居ってことだよ。」

 

母親の嘘はすぐ分かった。

 

「パパ…」

 

父親は私のことを無視した。

 

次の日私と母さんは違う家に移った。

 

 

母さんと別れて…それから。

「パパの家に忘れ物したから家入るね」

とLINEし鍵で父の家に入った。

 

女性用下着が干してあった。

 

すぐ父は私の携帯を鳴らした。

 

「父さん…」

 

父親はすぐ彼女を作った。

 

それが発覚した。

 

父さんはその人と付き合うために別れたの?

 

母さんと父さんが別れて

私は友達に言われてるのに。

 

その時私は携帯を床にぶん投げた。

 

怒りがこみ上げてきた。

 

とりあえず父にはLINEで

 

「察したわ」

 

とだけ送った。

 

 

 

そしていつからかその彼女さんと父さんは

同棲をすることになった。

 

私が遊びに行っていい?と誘う時が多かった。

 

忘れられたら、本当の父親じゃない気がした。

 

その時も父親の家には彼女さんがいた。

 

「こんにちわ。ヒビちゃん」

 

すごく憎んでる。

 

「こんにちわわわわ〜!!」

 

笑顔を振りまくしかなくなった。

 

父は私よりこの女をとったんだ。

この女とセックスをしてるんだ。

この女と第2の人生を歩もうとしてるんだ。

 

父親が死んではやくこの三階建ての家が私のモノになればいいなぁって思っていた。(なるかは本当にわからない)

 

そんな関係が3年続いたのだ。

 

父からご飯に誘われた。

 

「なに?話って」

 

「いや、あいつと別れることにしたんだ。」

 

私は時間が止まったような気がした。

 

父は悲しそうに笑った顔でこう言った。

 

「俺はヒビが大事なんだ。

あいつは俺と結婚して子供を産みたかったらしいんだよ。でも俺にはもうヒビという娘がいる。だからごめんってなって別れたんだよ」

 

私は父の言葉に困惑した。

 

「…本当に言ってるの…?」

 

「本当だよ。ごめんな。

今まで。寂しかったよな。」

 

私はゆっくりと手を見つめた。

「そっかぁ…別れちゃったかぁ…」

手のひらに大粒の涙が出た。

 

私は父さんに幸せになって欲しかった。

 

3年続いて彼女さんとはすごく仲良くなっていってた。お年玉くれたり、誕生日プレゼントをくれたり一緒にお菓子を作ったりした。

 

心を開いていたのだ。

 

父さんと彼女さんが別れたのは

私のせいだと言われた感じがした。

 

「私は…父さんに幸せに…幸せになってほしかった…私なんてどうでもよかった…私なんて…知らんぷりしてくれてよかったんだよ…」

 

私は飲食店で思いっきり、静かに、

手のひらに涙を貯めて泣いた。

 

ゆっくり、嗚咽をした。

 

父さん…

私がいなかったら人生変わってただろうね…

彼女さん…

父さんに幸せにしてほしかったよね…

 

ごめんね。

本当に…ごめんなさい……。

 

ゆっくり私は横浜駅から家まで歩いて泣きながら帰ったのであった。

 

 

おわり。