ODする前の私2

にょんちゃんが死んじゃって

全てが終わった感じがした。

 

「あーあ…」

 

はぁ…とため息しか出ない。

 

 

そんな調子で学校を行った。

 

みんなからは何も話しかけらなかった。

 

つらいねって声掛けてほしかったのが本音。

 

 

当時私は学校の課題に押し潰されていた。

 

「課題もう諦めようかな…」

 

「はぁ?何もしてないじゃん。」

 

「え…」

 

友人に言われた言葉がグサッて来た。

 

「俺お前が遊んでるところしか見たことねぇよ。それで課題諦めようかなとかふざけんなよ。みんなもう課題終わってんだよ。お前どこまで終わらせたの?」

 

 

友人に言われた言葉に私はド正論だなと思った。だが、その反面「(私の単位なんだしお前には関係ないだろ)」というのが本音。

そんなことが言えるわけなく私は家に帰った。

 

引き出しを開けたら溜め込んだ薬が入っていた。

 

「あっ…」

 

と思いあることを思いついた。

 

「死んじゃえばもうこの幻聴とも幻覚とも課題ともサヨナラできるんだ…」

 

 

私は母親の部屋に急いで

薬を漁った。

 

 

「あった…」

 

薬局から貰ってきたばっかだったから

いっぱいあったのがダメだったのかもしれない。

 

だが当時の私からすると嬉しくて嬉しくて

仕方がなかった。

 

プチプチと薬がを出してる間に

Twitterで遺書を書いた。

 

 

 

そして書いた内容が前も紹介したこれです。

 


身体がボロボロになっていくのはちゃんと生きてるって思えて幸せだった。何故自傷なんてするのか。よく聞かれた質問だ。私の場合心に受けたダメージはよく分からないけど身体に受けたダメージってわかりやすいから。なのである。顔がしわだらけで死ぬより若いうちに死んでいたい。欲を言えば髪が長くて細くて肌白で二重でってもっとこの身体にお金を使ってから死にたかった。好きだと愛してくれた人には申し訳ないしママにはたくさん愛情をくれた。パパにはたくさんお金を使わせた。おばあちゃんにはいろんなところにつれてってくれた。宮崎行きたかった。前回もODで死ねなかったし今回もまた同じ道に歩むかもしれない。世界がこんなに私に冷たいなんて思いもしなかった。好きだったアニメも好きだったロリィタも好きだった君ともお別れです。いろんな人に迷惑をかけていろんな人に愛されたけどこれが最後かも知れません。最後ぐらい誰かの温もりの中で。

 

 

 

当時は誰かに見て欲しくてTwitterに書いたんですけど今思ったらすげぇかまちょですね。 

 

 

でも当時は本当余裕がなくて、

それを見たさっきの友人が駆けつけてくれました。

 

「あと少しでつくから!!飲むなよ!」

 

私はそれに逆らって飲んだ。

 

そしたらすぐ友人が家上がってきて(鍵かけるのを忘れた様子)すぐ私の髪の毛を引っ張って顔を上に向けさせて「すぐ吐け」って言って手を私の口に突っ込んできた。

 

「おえっ…」

 

「吐けよ!!」

 

「救急車呼ぶ」

 

「住所教えろ!!」

 

 

私は友人がこわくて

何も言えなかった…。

 

 

そしたら机の上に置いてあった書類に

住所が書いてあったからそれを見て救急車を呼んだ。

 

「すいません…救急で…はい…薬をいっぱい飲んでしまって…はい…住所は…」

 

私はそれを聞きながらぐったりしていた。

 

 

気持ちがふわふわとしてきた。

 

 

 

バタンッッ!!!!

 

 

「ヒビ!!!!!」

 

 

そこから記憶が無い。

 

 

気づいたら病院で鼻に管を入れられて

胃洗浄をされてすごく辛かった。

 

 

そしてこう思った。

 

 

「もう二度とODしねぇ……」

 

 

ODする前の私終わり