メンヘラカップルですがなにか。4

「幻聴がひどいんだ。母さん。」

 

「それはもう入院するしかないよ。

私じゃどうすることも出来ないし」

 

入院したくて助けを求めてるんじゃない。

ただつらいね。って。

おうちでゆっくり治してて

言ってほしいだけなんだよ。

 

母さん。わかってくれ。

 

 

「あはは。入院、携帯使えればいいのになぁ」

 

「はぁ?入院させてもらう分際で

わがまま言ってんじゃないよ」

 

私はゆっくり部屋に戻った。

 

「Jくん、私入院になるかもなぁ」

 

「どうしたの?」

 

「幻聴酷いとか落ち込んでるとか」

 

「そりゃ聞こえたら落ち込むよぉ」

 

「どんなにしんどくてもどんなに苦しても

何もわかってくれないんだよね…」

 

「おれがわかってやるから」

 

「なんか否定もされちゃった。

あんまり他人を信用するな
自分でしか自分をわかってあげられないし助けてもくれないよって

Jくんもそうなのかな……」

 

「それは親の勝手な価値観だよ」

 

「お母さんの価値観…」

 

「確かに自分自身も大事だけど

理解者の存在も大事だよ。

十人十色。

少なくとも俺は理解してるつもり。」

 

「一回本気でリスカしようかな…

そしたらわかってくれるかな」

 

「多分わかってくれないとおもうよ」

 

「だよね……」

 

「だったら、一緒に幸せになろ」

 

「2人で手を繋いで進んでいこ。

幸せになってドヤってやるんだ!」

 

私はそこでガチ泣きをした。

 

過去に私に好意を抱いてくれて

付き合ったりストーカーする人とかいたけど、

こんな神奈川と福岡の2人が

出会って幸せになろうとしてること自体

奇跡だなぁって思うんだ。

 

こうしてるだけで私は幸せだなぁって思った。

 

もう充分生きる希望になりました。

ありがとう。Jくん。